在宅ワークの大変さ―「家でできる」は本当に楽？

在宅ワークにメリットが大きいことは、周知の事実です。時間の調整が効くことや、家でできるので通勤時間などの拘束時間が少ないことなどがその代表的なものですが、人によっては、この「家でできる」ということが逆に「大変さ」を感じる要因にもなるようです。

たとえば、忙しい主婦の方にとっては、通勤時間がかからないこと、好きな時間にできることがメリットになりますが、その反面、家だと家族がいるため集中して仕事できない、家事が気になって仕事時間がとぎれとぎれになってしまう……などの大変さを感じる方も多いようです。集中してコンスタントに仕事をしていくには、ある程度の経験や工夫が必要なのかもしれません。

また、学生など比較的時間がある方が副業として在宅ワークをするときにも、家でやっているとかえって集中できない、だらだらと仕事してしまって時間がかかる、といったデメリットもあるようです。そう考えると、十分に自己管理ができ、集中して仕事ができる方でなければ、「家でできる」ということは大変さにもつながるのかもしれません。